業を煮やす

ごうをにやす

いらいら

待っても変わらないことに、とうとう我慢が尽きる。

静かに耐えてきた時間の分だけ、怒りの温度が高い。奥歯を噛みしめている。

色

朱・緋・紅緋

天気

猛暑・雷

近い言葉

例文

何度言っても直らない後輩に、業を煮やす。

曲

  • 柔美空ひばり凛とした歌声が、耐えて耐えて限界が来た日に似合う気がする。

本

沈まぬ太陽

山崎豊子 新潮社(新潮文庫)

何年も待たされた怒りには重みがあると思う。

Kindle

映画

わたしは、ダニエル・ブレイク

ケン・ローチ 2016・イギリス・フランス

窓口で同じ説明を繰り返させられる声に、業を煮やす苛立ちがあると思う。

ことばの由来

「業」は仏教語で、心の働きやふるまいを意味する。その業を煮詰めるように、怒りやいらだちが極まる様子をたとえた言葉とされる。

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