放心

ほうしん

ぼんやり

自分が、少し留守になる。

目は開いているのに、どこも見ていない。呼びかけられて初めて戻る。目の焦点が、合っていない。

近い言葉

例文

電話で悪い知らせを聞いた直後、しばらく放心していた。

「私は放心にちかい状態にいたのだったかもしれない。」

山川方夫『ロンリー・マン』

曲

  • First Love宇多田ヒカル苦しいサビの後、しばらく何も考えられなくなる気がする。

本

異邦人

アルベール・カミュ、窪田啓作訳 新潮社(新潮文庫)

目の前のことに心が追いついていない感じが、ずっと続く。

Kindle

映画

her/世界でひとつの彼女

スパイク・ジョーンズ 2013・アメリカ

AIの声に心を寄せていく男の距離感に、放心した時間が残る気がする。

ことばの由来

中国語の「放心」は「心を元の場所に置く」、つまり安心するという意味。同じ字を使いながら、日本語ではぼんやりして心がここにない状態を指すようになった。

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