のどか

のどか

おだやか

時間が、急いでいない。

音も光もやわらかい。何も起きない午後に、ただ座っていられる。遠くで鳥の声がするよう。

近い言葉

例文

縁側で猫と過ごす午後は、のどかそのものだ。

「のどかな春の日を鳴き尽くし、鳴きあかし、また鳴き暮らさなければ気が済まんと見える。」

夏目漱石『草枕』

曲

  • 少年時代井上陽水夏の午後にかけると、時間がゆっくり流れる気がする。

本

しろばんば

井上靖 新潮社(新潮文庫)

蛙の声や庭先の描写だけで、時間の流れる速さが変わる気がする。

Kindle

映画

メリー・ポピンズ リターンズ

ロブ・マーシャル 2018・アメリカ

傘を差して空から舞い降りてくる場面の軽さが、のどかな午後に似合う気がする。

ことばの由来

古語「のど」に、状態を表す接尾語「か」が付いてできた語とされる。「長閑」という漢字は本来の読みではなく、後から意味に合わせて当てたもの。

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